ボッチアラフィフの生活改善 薄毛、aga治療編

AGA治療薬

        はじめに

 ああ…薄い、鏡を見るたびに憂鬱になり、また抜けてる…目覚めた時の枕の抜け毛を見て悲しみ、そんな毎日を過ごすのをうんざりした俺がaga治療を開始して、その途中経過と現在の状況、そしてそれらを通してaga治療はやるべきだという結論に至ったので、それを記事にしたいと思う。

目次

気付いてはいた

ハゲはじめ

 子供のころから母親にあんたはそのうちハゲるから、覚悟しておいた方がいいよ、と、何度も聞かされていた。だが人間ってのは実際に自分の身に降りかかってみないと、本当の意味では解らないのもなんだ。そしてその脅威が俺の身に降りかかってきたのは今から20年以上前、そう俺が20代前半の事だ。たまたま、その時本当に偶然2枚の鏡が俺の手元にあったってだけなんだ。もう魔が差したとしか思えない。母親の言葉が常に心の片隅にあった俺は見てしまったんだ、俺の頭頂部を。

 ハゲてたよ、もう完全にハゲてたよ。(´;ω;`)いわゆるザビエルってやつもしくは河童って言った方がいいかな。ほかの人は気づいていたはずなのに誰も俺に指摘してこなかったのは優しさからだったってことなのか?

 もちろん慌ててハゲ治療を始めたさ、けれど当時はまだaga治療なんて一般的ではなくて、リーブ21だったかな?確かそんな治療?のようなことをやったと思う。当時でもプロペシア(フィナステリドはジェネリック医薬品)という名前は聞いていたのによく調べもせずに、そんなもの効くわけないと決めつけて目もくれなかった、そんな当時の自分を目を覚ませと本当に殴ってやりたい。

 案の定リーブ21なんか効果全く無くてすぐにやらなくなってしまい、父方・母方ともに身内はハゲばっかりってのもあって、もう諦めてた。そして放置する事十数年、俺の頭頂部とM字はハゲ散らかしてしまった(泣)

 ハゲを自覚してからの人生は本当に辛かった。もし将来の夢なんて聞かれたら「僕の夢は人前で髪をかき上げることです」って答えちゃうくらい渇望していた。この頃には帽子を被っていないと人前に出られないくらいにメンタル弱ってて、上の画像は苦楽を共にしてきたビッグサイズのmy帽子だ。

 なんか、人より頭のサイズが大きいらしく普通の帽子が被れないんだよね。サイズは小さくてもいいから髪をくれ髪を‼

ハゲの原因

 一般的には食生活、睡眠不足、ストレス、喫煙、不潔、そしてagaなどが原因とされる。俺はさすがにシャンプーくらいはしていたが、不潔以外の全て当てはまっていた。(今は吸っていないが昔はヘビースモーカーだった)

 食事は炭水化物メインで脂っこいものが大好きでジャンクフード、ファストフードばっかり食べてた。今になって思うとハゲて当然という感じだったが、おふくろの「あんたはそのうちハゲるんだからね」という呪いと、ハゲは治らないという思い込みで、どうせハゲるんだったら好きなもの食べて、好きなことして生きていきたい、そう思って生きてきた。

 さらに俺は引きこもり気味のニートだった時期があって、サーカディアンリズムなんて朝寝て夜起きるなんて当たり前で、もうぐっちゃぐちゃだった。(でも今も夜勤が多いから朝起きて夜寝てるから、なんか皮肉だな)自業自得とはいえ周囲からのプレッシャーなんかもあってストレスも半端なかったと思う。

 ちなみに俺は弟がいるのだが、弟もついにハゲ始めてしまったようだが(2024年現在)年齢にして40歳になってからなので、ハゲ始める時期は遺伝だけではなく、生活習慣で変わる可能性があるのかもしれない。

 ハゲは遺伝が50%、生活習慣が50%らしいので両方を完璧にクリアしたうえに不運にも見舞われて、agaの発症率は20代で6%、30代で12%、40代で32%、50代で44%と言われているが俺は20代からなのでわずか6%を引き当ててしまったハゲのサラブレットと言ってもいいだろう。(生活習慣のせいかもしれないが)

 

 

ハゲはつらい

 上記の写真は、すっかり薄くなった俺の頭頂部の写真だ。前頭部もハゲ始めていて波平さんに着実に近づいているのが解るだろう。

 髪の毛が無くても堂々としていればいいとか、男は中身とか、言ってるけどそんなの髪の毛がフサフサな人の意見でしかない。ブルースウィルスとか阿部寛とかハゲてもかっこいい人がいるじゃないかって意見もあるだろうけど、そもそもあの人たちは一般人じゃないし元がイケメンだし、大体あの人たちだってハゲてなかったらもっとカッコいいわけだし。まあ、一言でハゲと言っても段階があると思うから、

 ハゲてない正常な人→あれ?ちょっと薄いかな?っていう薄毛の人→かろうじて笑える薄毛(ハゲ)→まったく笑えないハゲ(完ハゲ)→開き直り

 一番最後の段階まで行けば逆に堂々としてるしてるとは思うが(するしかないとも言う)途中経過の人は絶対に笑えないぞ‼いや、マジで

 美容室なんか怖くて行けない、1000円カットだってできれば行きたくない、でも髪の毛が伸びると逆にハゲが目立つから行くしかない。…まさに地獄なり。

 俺なんかプライベートは可能な限り帽子を被っていて、脱いでなきゃなんない時には壁際をキープして他の人に頭頂部が見えないように必死にあがいていた。まぁその姿が無様と言えばそうなのだろうが、少なくとも俺には余裕なんか無かったんだよ!(マジギレ)

 ハゲを人には見せられない、そんな人生に嫌気が指してagaの治療を始めることに。ちなみに上記の写真は俺の一番ひどかった時の写真ではなく、最も酷かった脂漏性皮膚炎にかかっていた時の写真が残念ながらない。この時が最悪だったんだが、この時はまだブログを始める気はなかったからね、写真なんか撮る気も起きなかったよ。

 

今は飲んで治す時代

 薬を飲んだくらいで毛が生えてきたら苦労しねぇーよ、と思ったが藁にもすがる思いでagaクリニックの門を叩くことに。

 選択肢としては大きく分けると実店舗とオンラインクリニックの2つがある。

 自分の症状が、agaなのか判らない場合は、念のために対面でキチンとした診察を受けた方がいいだろう。ここでもらう薬は、基本的にagaにしか意味がないと思う。一応ちゃんと調べておいた方がいい、案外何でもないのに自分はハゲだと思って無意味に焦っているっていうパターンもあると思う、というのも正常な人の毛の量は60000~100000本とかなり差があり、100000本の人から見たら60000本の人は薄毛と言えないこともないからね、正常な60000本の人の場合は薬なんか飲んでも意味ないから最初に確認しておこう。

agaの症状

  • 抜け毛が増えた
  • 額が広くなってきた
  • 頭頂部の地肌が目立つようになってきた
  • 髪の毛のハリやコシがなくなってきた
  • 髪の毛が細くなり全体的にボリュームが減ってきた
  • 親族に薄毛の人が多い
  • 同世代に比べて髪が薄いと感じる
  • 頭皮が脂っぽくてベタベタしている

   参照AGAとはどんな症状?原因・治療法について

https://takasagodai.com/column/aga/aga-toha.html

 俺の場合は、典型的なagaの症状だったのでオンラインクリニックで問題なかったが、オンラインなんかでまともに診察できんのか?と思ったので店舗型を選ぶことに。

商売感が凄い

なんか高い

 予約した時間に店舗に行くと予想よりも若いカウンセラーから説明を受ける。色々言っていたが一言でいえば早く治療を受けろと、早く金を落とせと言っているのは良く判った。

 まあ俺には後なんか無いんで受ける一択なんですがね。

 その後マイクロスコープのようなもので俺の頭皮を見せられると、薄くなっている頭頂部などは1つの毛穴から1本の毛しか生えてなくて砂漠の一歩手前という感じだった。

 逆に後頭部の毛は太く大草原のような状態で、薬を飲めばこのようになりますよ、飲まないと手遅れになりますよ、と言われたら、皆飲むしかないよな~とセールスの上手さに軽くビビった。殆ど脅迫だな。

 金額は17500×12=210000から1ヶ月分はサービスで無料に、してもらってデュタステリドとミノキジジル5mg、1年分192500円。

 同じ内容のものをdmmオンラインクリニックだと71500円で買えてしまう。カウンセリングにこの金額分の差の価値があるとは正直思えない、なんかもう、凄い損した気分。

 あと、ミノキジジルの外用薬とか、自社製品のサプリとかを、全力で勧めてくるから絶対に断ろう。外用薬の効果は?だし、サプリはドラッグストアなんかでも充分買えるレベルのものだから。NOと言える勇気をもとう。マーケティングのためにいろいろな情報があふれているが、何か副作用が出ない限りはデュタステリドとミノキシジルを選べば問題ない。

 しかし、AGA治療ってのは基本的に儲かって仕方ないだろうなと思った。というのも、待合室で少し待たされた時に俺の前にカウンセリングを受けていたと思われる人が出てきたんだが、髪の毛はふさふさでどこがハゲてんだか解らないぐらいだったが、受付で薬だけじゃなく、サプリや外用液だと思われるようなものまで色々渡されていた。このままじゃハゲるとか言われて不安を煽って買わせたんだろうけど、どう考えてもあんなに必要ない、せいぜいフィナステリドを飲んでりゃ充分なはずだ。

 やはり、AGA治療は医療というより、商売の側面が強いので自分自身がしっかりしていないと無駄に食い物にされるだけだと思うので、気をつけよう。

オンラインにしなかった意味がない

 医者の診察を今から受けてもらうと言うので、どこから医者が出てくるのかな?と思ってたら結局オンライン診察だった。これなら最初からオンライン専門のクリニックしとけば良かった。ま…まだだ、きっと何か意味があるはず…

薬の効果、デメリット

デュタステリド

 クリニックでは守りの薬と説明を受けた。ハゲの進行を食い止めるのに必要らしい。

 デメリットは、男性機能が衰える場合があるらしく、生涯現役でいたい俺としては、それがちょっと怖い…

 性欲の方はちょっと収まった方がよかったんじゃないかと思えるくらい依然としてビンビンだが、寝起きにちょっと元気がないのが気になるところだ。というのもデュタステリドのせいなのかは解らないが、朝立ちがほとんどなくなってる。こちらはテストステロンを爆上がりさせることで改善させようと思ってるので、そちらは別記事で紹介しよう。

 あと、後述する初期脱毛が起こる可能性がある。

ミノキシジル

 ほぼデュタステリドあるいは、フィナステリドとセットで処方される薬。クリニックの説明いわく、攻めの薬とのこと。髪の毛を増やすために必要らしい。

 デメリットは髪の毛以外の毛も生えてくること。俺の場合は手や指の毛が、明らかにふとくながくなった。おかげで全身脱毛も検討中。

初期脱毛

 説明はされていたが、薬をのみ初めてからの1~2か月は髪の毛が抜け落ちて逆に薄くなる場合がある、と聞いていたが本当に薄くなった。

 薬が効いている証拠だから焦らなくていいと言っていたが、これで焦らずにいられるとか、皆メンタル強すぎじゃないか?えーえー当然メンタル弱者の俺は慌てふためき散らかしたさ。てめー逆に薄くなってんじゃねーかとクリニックに怒鳴り込む勢いだったさ。(そんな度胸もないですけどね)現実は薄さを髪型でごまかすために、ヘアセットにメチャクチャ時間がかかっていたくらいだったけどな。

薬スゲー効いた

 最初の2、3か月は全然効かねー、金返せとかおもっていたが、半年くらい経つとめちゃくちゃ効いた、ただM字の部分は全く生えてこなかったけどね。上記の写真は約一年経過したときの写真だが、飲み始める前と比べるとだいぶ良くなったのが解るだろう。まあ良~く見ると薄いのが解るけどね(笑)でも個人的にはそれなりに満足している。

 正直飲み忘れも結構あって効かなかったらどうしようとか不安だったが生えてきたのでホッとした。

 デュタステリドの半減期(血中の薬の濃度が半分になる期間)は3~7日間と長く、ちょっと飲み忘れたくらいなら一応生えてきたし、もしかしたら2日に一回とかでも大丈夫かもしれないけど俺は怖いからちょっと無理だ。試したい人は自己責任でドーゾ(超無責任)

 あと、3か月毎にわざわざ予約して店舗まで薬を取りに行かなければならないのがマジで面倒。オンラインクリニックにしなかったのが、もう後悔しかない。

カウンセリングを受けてみた

 半年経ったのでクリニックのカウンセリングを受けてみたが、マジで意味ない。頭の写真をとられ、薬が効いてますねとか、これからも続けた方がいいとか、明らかに課金を促しているだけだった。次からは絶対オンラインクリニックにすると固く誓った。

 せめて、食事とか運動とかハゲの予防になりそうな生活習慣についてアドバイスとかあったら印象も違ったと思うが、そういったものは何一つなかったからね。まあそういったものでハゲが改善してもクリニックにはメリット無いもんなぁ、本音はいつまでもハゲたまま自分のとこの薬を飲み続けてくれるのがクリニックとしてはベストなんだろうね…世知辛い世の中だなぁ(しみじみ)

 でも俺がカウンセラーだったら信用を得るためにも絶対ハゲ対策の方法を色々患者に伝えるけどね、その方が絶対、長い目で見てクリニックにとってもプラスになると思うんだけどなぁ…まあどこ目線の話か分からなくなってきたので、この辺にしておくか。

 ただ…普段から鏡で見ていて生えてきてると思っていたが、半年前の写真と比較したらもはや別人だった。っていうか半年前の俺のハゲ酷すぎ、それを見てaga治療をやって良かったと心から思えたのが唯一良かったことかな。

手遅れになる前に

 aga治療は絶対やった方がいい、しかも、なるべく早く!agaはヘアサイクルが狂ってしまう病気で通常は何年もかけて成長する髪の毛が半年とか極端に短い周期で抜けてしまう、その狂った周期を薬のパワーで戻すというわけ。

 でも髪の毛が抜けてまた生えてくるのは回数制限があるらしく回数を使いきってしまうと二度と生えなくなってしまう。だから、そうなる前に薬を飲み始める必要がある。

 実際俺は、M字と頭頂部の一部は一年以上経過した今でも生えてきていない。おそらく回数を使いきってしまったんだと思う。この当たりは植毛をしたのだがそれは別の記事で紹介しよう。

        

 60歳までに男性の50%がAGAにかかると言われている。他人事ではなく常に意識しておくことが重要だ。aga治療は早めにやろう、初期症状なら月額3200円(フィナステリド)から始められる。この程度の出費でハゲを防止できるのだからやらない手はない。

 かなりハゲが進行していた俺でもかなりの改善が見られたので、すでにガッツリハゲちゃってる人も諦める必要はない一刻も早く始めよう。デュタステリドとミノキジジルのコンボがオススメ。ただM字とか生え際にはあまり効かないことが多いので場合によっては植毛を検討しよう。

 あと薬を飲んで少し良くなっても飲まなくなったら、たちまち元に戻ってしまうので飲み続ける必要があるのだが、金銭的な問題やスキンヘッド愛好家の人など、もうハゲでもいいやと思ったらそこはもう自己判断で飲むのをやめればいい、でもその選択だって完全に生えなくなってしまったら出来なくなってしまうので、自分の中でハゲで生きていく覚悟が固まるまでは薬で生やしていった方がいいだろう。

 ただし薬や植毛に頼っても乱れた生活習慣を送っていたら何にもならない。先述した通りハゲの原因の50%は生活習慣なので、食事・睡眠・適度な運動・ストレス・紫外線対策などに気を付けるようにしよう。紫外線対策は帽子を被るのが簡単だがせっかく髪を生やしても帽子を被っていたら誰にも見てもらえないのが寂しいので、日傘をさすのも一つの手だと思うが、俺メチャクチャ意識高いですアピールになってしまうのがつらい所だ。俺は今のところ使用していないが、ベストはUVカットスプレーか?

 生活習慣はハゲだけじゃなくデブの対策にもなっている。そう考えると男の3大コンプレックスともいえるチビ・デブ・ハゲは現代では充分、対処できるってことかぁ…チビだってジャニーズ(今はなんて言えばいいんだろう)の人みたいに背が低めでも、かっこいい人がいっぱいいるわけだから、そう考えると本人の意識でコンプレックスは克服できるってわけだな。俺も諦めてないでもっと早くAGA治療を始めてればよかったとクッソ後悔している。

 また、実店舗のagaクリニックに価値はない、はっきりいって金の無駄、オンラインクリニック一択。

 俺だって今の時代だったらこんなにハゲ散らかさなかったって思うと、ホントに今の時代の人たちは羨ましい。人々が戦ってきた証であり、人類の英知の結晶でもあるAGA治療を皆もハゲる前にやろう。

 

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

 元引きこもり、ニート、恋人なんか居るはずもなく、アラフィフになってしまったド底辺だが…一つのきっかけから覚醒!それから、自身のアップデートをして、女に追いかけられる男になる。そして自分よりはるかに若い20代30代の女をものにできるだけの内面とアラフィフという年齢を感じさせない外見を手に入れる。

コメント

コメントする


reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。

目次